【2024最新】不動産会社のホームページ参考事例363件!

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ホームページ制作コラム

不動産ホームページ制作費用の相場

ホームページの制作費用は、作りたいサイトの種類や目的によって大きく幅があります。

デザイン面(テンプレートデザインorオリジナルデザイン)やページ数、物件に関わる独自機能の有無など
「制作会社の手間=費用」と考えると費用にバラツキがあることも想像できるでしょう。

この章では、気になるホームページに関わる費用について細かく解説していきます。

ホームページ制作にかかる費用について

ホームページの予算を決める際には、初期制作費用だけでなく運用も含めたトータル費用で考えます。

これまで、ホームページを改善する重要性はあまり認識されておらず、
「ホームページにかかる費用=初期制作費用」
という認識をお持ちの企業様がほとんどでした。

しかし、集客やブランディングなどの成果を出すためには、制作した後の継続した改善が必要です。

「初期費用のことしか考えていなかった」とならないよう、
ホームページにかかる費用を自動車の購入に例えて解説していきます。

制作費用(初期費用)

まず、初期制作費用が車両価格に該当します。
初期制作費用については後ほど詳しく解説いたします。

ドメイン・サーバー費用

自動車の駐車場代に当てはまるのが、ドメイン・サーバー費用です。

ドメインはいわば、インターネットの住所。住所を有料で取得するイメージ。
サーバーは住所(ドメイン)を設置するインターネット上の土地と考えるとわかりやすいです。

年額では、サーバー代が1万円から5万円程度、ドメイン代が数千円から1万円程度と考えておくと良いでしょう。

必ず必要になる費用になるので、しっかり抑えておきましょう。

戦略・SEO対策費用

戦略・SEO対策費用は、ノウハウを持つ外部の企業に委託をして、正しい方向性でより早く成果を求める際に必要となる任意の費用です。

ホームページで成果を出すためには、サイト公開後に継続的に改善を行っていく必要があります。

Webマーケティングの知識があり、アクセス状況の解析を行い改善策を自社で考えるノウハウがある場合は不要ですが、ほとんどの方は、最初 何から手をつけて、どうすれば良いか分からないと思います。

その際は、外部の企業に委託しつつ、少しずつ自社にノウハウを取り込むことをオススメします。

更新費用

安全かつ最新の状態に維持する為の費用、成果(目的地)に辿り着くために必要な費用が更新費用です。

「スタッフが増えたのでホームページに追加しよう」、「新しいサービスを始めたので、ページを追加しよう」
など最新の状態に保つための更新費用や、

「トップページでの離脱率が高いので、コンテンツの見直しを図ろう」、「SEO対策の為に、新しいセクションを追加してみよう」のように成果を出す為の改善費用などのことを指します。

より遠くの目的地に行くために、それだけのガソリンが必要なように
ホームページで成果を出すためには改善、更新費用を投資していく必要があります。

不動産ホームページ制作の初期費用について

不動産ホームページ制作の初期費用を考えるにあたり、まずはホームページの機能や目的を決定しましょう。

  • 名刺代わりのライトなHP or 集客が目的のHP
  • テンプレートデザイン or オリジナルデザイン
  • 物件を手入力 or ポータルサイト(コンバーター)と連動

の3つを決定しておくと費用の目安把握や制作会社選びがラクになります。

物件連動型でも、テンプレートを活用したライトなものであれば20万円前後で作成が可能です。

しかし、集客やブランディングを目的とする場合には、デザインや機能面での充実が求められる為
数百万円単位での費用が掛かることもあります。

目的や、ターゲット層をよく考え自社にあった費用で予算を決定しましょう。

維持・更新費用 : 月額1万円程度~(制作会社に依頼する場合)
初期制作費用 : 20万円前後~数百万円(物件連動型サイトの場合)
「PENGUIN2」: テンプレ並みの価格オリジナルデザイン・物件連動型

【注意!】ホームページ制作費用は単なる費用ではない

集客や、ブランディングなど”課題解決の為に”ホームページを制作する場合、

ホームページ制作費用は単なる費用ではなく「投資」であるといえます。

認知や反響の獲得など直接的なリターンだけでなく、

既に情報を見た人からの問い合わせなので顧客対応が楽になったり、
新入社員に向けての教育のコンテンツとして利用できたり、「仕組み」として作用するケースも少なくありません。

ホームページ制作は、「投資のしどころ」と言えるでしょう。

注意したいのは、制作会社自身がその認識を持っていない場合もあるということです。
後ほど、ホームページ制作会社の選び方についても解説するのでご安心を。

その前に、ホームページが完成するまでの全体の流れを確認していきましょう!

ホームページが完成するまでのステップ

ホームページに掲載するコンテンツや、デザインを考える前に
制作に関する全体の流れを、2パターンに分けて確認していきましょう!

予算や、ホームページ制作の目的・制作に割ける時間を考慮し、自分に適したパターンを把握しましょう。

“とりあえず”制作したい方のステップ

テンプレートサイトや、名刺代わりの簡易的なホームページを作成する際のステップは上記のようになります。

企画や提案・構築の工数が少ない為、制作会社側の手間が少なく安価です。

ラクに・安くホームページを立ち上げたい方にオススメです。

“集客用に”制作したい方のステップ

集客などの成果を求めるホームページを制作する場合の流れは、上記のようになります。

先述のグラフとの一番大きな違いは、マーケティングの段階があることです。

自社が求める成果を達成するために、さまざまな分析が行われたデータを元に
サイト全体の戦略提案やターゲットに合わせたデザイン提案を受けることができます。

提案を承認すれば、デザイン制作へと入りサイトの構築へと進んでいきます。

納品後の運用や更新を任せることが出来る制作会社であれば、そのまま定期的な改善を積み重ね成果に向けて二人三脚で取り組んでくれることでしょう。

成果を上げる為には制作やマーケティングのプロの協力は不可欠です。
しかし戦略的なホームページづくりを進めていく上で、念頭におくべきことは

「どんな課題を抱えていて、どんな成果を求めているのか」
「どんな人にホームページを訪れてほしいか、どんなメッセージを伝えたいか」
など、自社の視点でしか分からないことを伝え制作のプロセスに関わっていくことです。

買い手のリアルを一番よく知っていて、自社のことを一番よく伝えることが出来るのは依頼する側のあなたです!
唯一無二の自社ホームページを作り上げることで、他社には真似出来ない「差別化」を実現しましょう!

不動産ホームページに掲載すべきコンテンツ

結論から言います。「顔」「現場」「実績」を見せるべきです!

実は、成果の出ている不動産ホームページに存在しているコンテンツやページは共通しています。

私のクライアントのサイト解析データを見ていても、よく見られているページの傾向は本当によく似ています。

という訳でこの章では、これまでの経験とデータを元に選んだ、不動産会社や店舗のホームページで掲載すべきコンテンツをご紹介していきます!

物件以外のコンテンツ

トップページの大部分が「物件情報」という不動産会社様のホームページをよく拝見します。

「物件を探したい!」と思っているユーザーが訪れるサイトであれば問題無いでしょう。

しかし、私のクライアントの不動産サイト分析データを見ると物件以外のコンテンツが多く見られている。
というホームページがほとんどです。

つまり、「どんな店舗なのかな?」「信頼出来るかな?」という潜在的ニーズを持ち、サイトを訪れていることがデータから読み解けるのです。

物件だけでは無く、店舗や自社の魅力を120%表現する。

簡単なことですが、実はホームページ上でやり切っている企業様は少ないです。

それだけ重要な物件以外のコンテンツ。その中でも特に重要なコンテンツ7つをご紹介します!

来店予約フォーム

来店予約フォーム以外のケースもありますが、いわば「サイト内の出口」に当たるものです。
「この出口に向かって通路を作ろう」とデザインやコンテンツを考えていくので、当然各種フォームは必要になるでしょう。

通路がどれだけ豪華でも、出口で引き返されてしまうと勿体無いです。

・入力の手間を減らす
・より短時間で入力できるようにする
・エラーが起きたり、誤タップが発生ようにする

など、少しでもストレスを感じさせないよう工夫を行いましょう。

フォームは、電話での問い合わせに比べ心理的なハードルが低く、24時間いつでも問い合わせ出来る点で優れています。

ですが、電話でお問合せしたい方もいらっしゃるので、電話番号も掲載しておきましょう。
電話番号を掲載する際は、営業時間や定休日を近くに配置し、ユーザーのストレスを無くすように心掛けましょう。

スタッフ紹介

最初に見せるべきと言った「顔」にあたるスタッフ紹介コンテンツ。

意外かも知れませんが、多くのサイトで一番見られているページは「スタッフ紹介ページ」です。

引っ越しや物件選びを任せる相手。どんな人が対応してくれるのか分からないまま来店するのは当然怖いですよね。

安心感や信頼を獲得して、来店のハードルを下げる為にもページを作成することをオススメします。

スタッフの紹介の内容として、よく掲載されている項目には、

・スタッフ写真
・名前
・出身地
・趣味、特技
・キャリア
・お客さまへのコメント

などがあります。少しでも共通点があったり、人柄が見えると安心できますよね。

お客様の声、口コミ

最初に見せるべきと言った「実績」にあたるコンテンツ。それがお客様の声、口コミです。

お客様の声や口コミを掲載する最大のメリットは、ユーザーから高い信頼を得ることが出来る点です。

皆さんも商品やサービスを選ぶとき、口コミを確認した経験はありませんか?

2016年の調査によると、30代の78%の方が口コミなどのレビューを参考にすると回答しています。
(出典: https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/linkdata/h28_04_houkoku.pdf)

自分が知らない商品やサービスについては、他人の意見を頼りにすることが多いのです。

心理学的な影響力を持つ、無料で行える最強の信頼獲得施策といえるでしょう。

ウィンザー効果 : 第三者からの情報や意見が、個人の意見や選択に大きな影響を与える現象
バンドワゴン効果 : 多数の人が選んでいるものや流行しているものに、人々が飛び乗る心理現象

会社概要、店舗概要

最初に見せるべきと言った「現場」にあたるのが会社概要、店舗概要になります。

「どのような企業・店舗が提供しているサービスなのか」は、ほとんどのユーザーが確認する非常に重要な項目となります。

企業や店舗の基本情報の掲載は最低限行いましょう。不動産業に関わるホームページの場合は免許番号の記載も忘れずに。

余力があれば、オフィスや店舗写真の掲載やお客様へのメッセージなどを作成して更なる信頼獲得に努めましょう。

強み・選ばれる理由

お客様が「自社を選ぶべき理由」をホームページを通じてしっかりと伝えましょう。

3つ程度に上手くまとめて、ユーザーに分かりやすく伝えると良いでしょう。

「他社との違いも無いし、強みなんて無いよ〜。」

と思われた方もいるかも知れませんが、そんな事はありません。

サイトを訪れるユーザーは、私たちが思う以上に「不安」だし「わからない」ので安心できる材料を探しています。

〇〇エリアに詳しい・女性スタッフが対応可能 など
お客様に価値提供できることや喜ばれることを洗い出して考えてみましょう。

サービス・キャンペーン

会社でやっているサービスやキャンペーンは全てホームページに掲載しましょう。

キャンペーン情報 / 売却査定 / 資格 / sns / オンライン対応 / 決済方法
などなど、全てです。

オンライン上の自社の分身であるホームページに情報の掲載を行わなければ、
“ユーザー(お客様)は知らないまま”
ということを理解することが大事です。

本当はやっている(対応出来る)ことを掲載していなかったが為に、反響を獲得出来ないのは非常に勿体無いですよね。

徹底して、全ての情報を掲載している企業は少ないです。だからこそ差別化のチャンス!
是非、ホームページに全ての情報を掲載してみましょう。

お役立ち情報

企業や店舗の信頼感の後押しとなるのが、お役立ち情報です。

お部屋探しの流れやよくある質問、エリアや住まいに関する情報など ユーザーにとって役に立つコンテンツを作成していきましょう。

自社のホームページを見てもらうだけで、ある程度ユーザーの不安を払拭させることが出来る。
そんな状態になっていれば、成果の出るホームページに近づいているといえるでしょう。

物件に関わる重要コンテンツ一覧

不動産会社のホームページで必要になる独自のコンテンツといえば物件に関わるものでしょう。

ユーザーにとって役に立ち、成果を出せるホームページにする為には物件に関する機能の充実も欠かせません。

物件検索(エリア、駅、沿線)

「自分の希望の物件を取り扱っている会社(店舗)かな?」
「どんな物件があるのかな?」

とユーザーが利用する物件検索は、不動産ホームページにおいて重要なコンテンツです。

ユーザーが希望の物件までラクに辿り着けるよう、使いやすく分かりやすい検索フォームを作成しましょう。

一般的な物件検索の絞り込み項目には、以下のようなものがあります。

・沿線
・駅
・エリア
・地図
・価格(賃料)
・間取り
・駅徒歩
・築年数
・面積
・物件種別、構造
・こだわり条件、特徴

物件詳細情報

物件の詳細情報も、必須のコンテンツです。

サイト内で検索して閲覧するユーザーだけでなく、Googleなどの検索エンジンで「物件名」を検索した熱度の高いユーザーが閲覧しにくるケースもあります。

物件の概要と魅力を分かりやすく伝え、お問い合わせまでの導線をしっかりと用意しておきましょう。

物件の種別や土地によって、表示しなければならない項目が、法や公正競争規約によって定められています。

最新の情報を確認し、作成するようにしましょう。

条件検索、特集ページ

物件検索フォームだけでなく、エリアや顧客層に合わせて物件に関する特集ページを用意することも効果的です。

例えば、店舗の近くに大学がある場合は「学生向けの賃貸物件特集ページ」を作成したり、

子育て層が多いエリアだと「小学校まで徒歩10分の物件特集ページ」を作成するなど、オリジナリティのあるコンテンツを出すのがオススメです。

ユーザーにとっては”自分ごと”のコンテンツなので、歓迎されている感がありお問い合わせのハードルが下がります。

ユーザーやエリアの特徴を汲んで、優先順位をつけて作成していきましょう!

不動産会社のホームページデザインの選び方

ホームページはオンライン上の自社の分身です。つまりホームページで会社のイメージが決まるといっても過言ではありません。

ホームページのデザインひとつで、メッセージをより効果的に伝えることが出来たり、興味や関心を惹きつけてブランディングや集客につなげることもできるのです。

それでは早速、不動産ホームページデザインの選び方、ポイントを見ていきましょう!

ターゲット層に合ったデザイン

ターゲット・狙いたい顧客層によって訴求したいポイントが異なるため、まずはターゲットを決定しましょう。

ターゲットが曖昧なまま制作を進めてしまうと、
デザインやメッセージの統一感が無く、訪れたユーザー全員にとって使い勝手が悪いホームページになってしまいます。

デザインの制作段階前までに、デザイナーに自社のターゲット層や強みを明確に伝わっていることが重要です。

例).
・誠実さ、信頼感を表現する為に青色をメインカラーに。
・親しみやすさ、穏やかさを表現するため緑色をメインカラーに。
・学生向けのサイトなので、少しポップ目に。引っ越しの知識系コンテンツを目立たせよう。
・女性スタッフが多いのが強み、少し丸めのフォントを使い親近感を演出しよう。

店舗や、SNSなどとの一貫性も考えよう

「店舗の外観」「SNSの投稿」「ポータルサイトの内容」「ホームページの内容」「反響獲得後の接客担当者とのやり取り」はそれぞれ分断して見えますよね。

しかし、顧客にとっては時系列で順番に体験する一連の流れなのです。

SNSでは女性に向けた親しみやすい発信を続けていても、
ホームページの一番目立つ箇所にフリー素材のネクタイを締めたスーツの男性がいるとどうでしょうか?

「あれっ?」と感じるような印象なギャップがあると、ユーザーに混乱が生まれます。

せっかくの出会いを無駄にしないよう、「お客さんの行動プロセス」を俯瞰して見つめてデザインに活かしましょう。

お客さん目線の「思いやり」で表現する

“カッコよくて””最先端で””オシャレな”デザインを追求しすぎると、
本当にユーザーが求めている情報や自分達が伝えたいメッセージ・目的を見失ってしまうことがあります。

デザインに、唯一の正解は存在しません。
それでも不動産ホームページの場合、特に意図がないのであればユーザーの動きや感情を考えた
「わかりやすい」「操作しやすい」ホームページを制作することをオススメします。

常に「お客さん目線」を忘れない!その姿勢はきっとホームページを通じお客さんに伝わりますよ。

不動産ホームページ制作会社の選び方

過去にホームページ制作の経験がある方でも、初めて制作する方でも

  • そもそも、ホームページ制作会社の違いが分からない
  • 失敗しないために確認しておくべきポイントも分からない
  • 不動産に詳しい制作会社じゃないと不安

などなど、不安や疑問点をお抱えでは無いでしょうか?

そんな方の為に、この章では「失敗しない選び方」をご紹介していきます!

決して安くないホームページ制作。成功に向けてしっかり確認していきましょう。

不動産ホームページの制作実績・成功事例があるか

「ホームページ制作会社」と一言にいっても、得意な分野や制作クオリティは全くと言っていいほど異なります。

世の中に10,000社近くあると言われているホームページ制作会社ですが、「不動産のホームページ」に強みをもつ制作会社は非常に少ないと言えるでしょう。

物件の自動取り込み等の物件に関するシステムや、法律の問題など不動産業のホームページ作成のハードルは実は高いのです。

「不動産業の知見」に加えて、デザインやマーケティング領域の知見を持ち合わせたホームページ制作会社は更に少なくなります。

悪質な営業トークに惑わされず、適切な業者を見極める方法として、

自社の業種や規模に近い企業の、制作実績があるか確認しておく事がオススメです。

さらに、「ある・なし」だけでなく、その制作実績の「こだわりポイント」「成功した要因」など具体的な話を聞いてみると良いかも知れません。

概算の見積もりや納期を確認する

見積もりでは最終的に支払う金額を確認しましょう。

「当初聞いていた金額から、どんどん上乗せされていて全く違う金額になっていた」

なんてケースがよくあります。専門用語を並べて金額を上げてくる業者には要注意です。

保守や更新にかかる月額費用の面もしっかり確認して、長期的にいくら掛かるのか

という視点もしっかり持ちましょう。

納品日や公開日に関しても、共通認識が持てないケースがよくあります。

公開までのステップを把握し、全体のスケジュールを制作会社と決定しておきましょう。

「戦略作成」「情報設計」の相談が出来るか

まずは、ホームページを制作する「目的」や「解決したい課題」を伝えてください。

具体的に「どう達成していくのか」の提案があるか、「出来るのか、出来ないのか」を確認してみましょう。

営業トークで「集客に強いです!」と謳う会社は多く存在します。

反響獲得数の向上や上位表示対策など、”絶対”はありえないのですが
達成したい目標に対して具体的な対応内容や長期的な方向性を定めて、コツコツと改善していくことは可能です。

目的に対しての戦略や活用方法が具体的で無いホームページは、
「ホームページを作ったけれども効果がない」
と、別の制作会社でリニューアルされる末路を辿るでしょう。

分析や改善、戦略などの方向性まで相談に乗ってくれる制作会社かどうか、しっかりと見極めましょう。

納品後のサポート体制があるか

「ホームページは作って終わり」と考えている依頼者様、制作会社が多いですが、ホームページは公開してからが始まりです。

障害が起こらないように監視を行ったり、障害が発生した際に対応を行うサイト保守をはじめ、

テキストや画像の変更のような簡易的な更新から、集客を行う為のSEO対策やコンテンツ制作など、公開後に対応する項目は多岐に渡ります。

自社で更新を行ったり、他のプロに依頼するケースもありますが、最初に制作を行った企業に依頼する方が、サイトの構成や背景まで理解しているのでスムーズかつ安価です。

企業が日々成長しているのであれば、同じようにホームページも少しずつ成長、更新していくべきです。
「ホームページに完成はない」そういった認識を持った上で、制作会社を探しましょう。

初期費用が安価でも、自社のホームページの「目標達成」までを考えると安価とは限りません。
制作の依頼を検討した際は、運用・保守などのアフターサポートの内容と費用をしっかり確認しておきましょう。

・自社の目的と似たような事例があるか
・初期費用だけでなく、月額費用と納期もチェックする
・サイトの長期的な方向性まで一緒に考えてくれるか
・保守だけでなく、更新費用など納品後のサポート内容を確認する

不動産ホームページ制作3つのポイント

ここまで、制作会社選びの注意点や皆さんが考えておくべきことを中心にお話ししてきました。

この章では、逆に依頼する側の皆さまがホームページ制作会社に伝えておくと良いポイント。そして社内で決めておくべきポイントをお話しします。

ホームページ制作を成功させるために、皆さんは「これだけ」決まっていれば問題ありません。それでは早速見ていきましょう!

「目的」を明確にして制作する

ホームページ制作を進めるとなった際、必ず「ホームページを作成する目的」を明確にしておきましょう。

制作会社は「目的」や「お悩み」に対して「ホームページ制作」という手段の提案を行います。

目的が不明確であると、コミュニケーションがスムーズにいかず
そもそも成功の定義が難しいため、双方で不満を感じることが多くなるでしょう。

また、自社内でも目的を明確にすることで
「本当にホームページに投資することが適切なのか?」
と広い視野で手段を考えることが出来ます。

「納期」「予算」も制作会社に伝えよう

「予算が合わなかったから」「納期が希望通りでなかったから」という理由で断られるのは依頼者側、制作会社側の双方で起こりうる話です。

・なるべく安く済ませたい
・相場が分からないから、とりあえずいくらか聞いてみよう

のように曖昧だと、高めに提示されたり、
制作に入る直前で断ることになり、お互いに無駄な労力や費用を使ってしまう可能性があります。

・50万円以内で制作する
・月々の保守、運用費用は3万円以内に収める
・12月1日にサイトを公開する

のように具体的に設定して最初に伝えておくことで、その費用内・期間内で出来る内容を提案してもらうことが出来ます。

提案内容に納得すれば、そのまま制作を進行していきましょう。

保守・運用に関する方針を定める

ホームページは公開後も更新作業や修正・改善を繰り返す必要があります。

社内のどのメンバーが制作会社とやり取りを行い、改善を行なっていくのかは既にお決めでしょうか?

公開後の具体的な管理・運用担当者、予算もある程度決定しておいた方が良いでしょう。
公開後にどのような事が必要なのか分からない場合は制作会社に相談して、プロジェクトを進めましょう。

ホームページに掛ける費用を無駄にしない為にも、公開後の運用に関してルール決めが必要です。

・「目的」「予算」「納期」を決定し、制作会社に共有する。
・公開後のホームページの更新、運用体制を決定する。

ここだけは気をつけたい!3つの注意点

不動産業のホームページを制作する際は、注意しなければいけない点がいくつかあります。

企業の信頼性を失ったり、無駄な費用や時間を使わない為にもしっかり確認しておきましょう。

法規制に注意する

不動産会社がホームページを制作する際には、宅地建物取引業法や景品表示法などの法規制への遵守が欠かせません。

特に、宅地建物取引業法では、不動産情報の公正な提供や契約条件の明示が求められます。

また、景品表示法では、不動産広告における誇大広告や虚偽表示の禁止、表示内容の正確性や客観性の確保が求められます。

不動産に詳しくない制作会社に委託して意図せず違反してしまった場合でも、罰金や措置命令を課されてしまう可能性があります。

最低限、不動産業に関わる法律の知識を有する制作会社に依頼する必要があるでしょう。

依頼する際には、自分でも不動産の公正競争規約などに目を通しておきましょう。

(不動産の公正競争規約→https://www.sfkoutori.or.jp/webkanri/kanri/wp-content/uploads/2019/01/kiyak_zenbun.pdf )

価格だけで選ばない

価格だけでホームページ制作会社を選ぶのはリスクがあります。

安い価格の業者は品質やカスタマイズ性を犠牲にする可能性があり、サポートやセキュリティの問題も発生しやすいです。
将来の拡張性やアップグレードの柔軟性も制限されるかもしれません。

逆に、価格が高いからと過度な期待を抱いたり、予算を大幅に超えて制作することも避けましょう。

価格だけでなく業者の信頼性や実績、サポート体制、セキュリティ対策など総合的な価値を考慮することが重要です。

納品後の維持費、サポート内容を確認する

繰り返しにはなりますが、「ホームページは公開してからが始まり」という認識を忘れないでください。

そのため、初期費用だけでなく
「目標達成までにかかる費用」つまり更新費用や保守費用も忘れずに確認しましょう。

ホームページを定期的に改善していき、成長させていく工程を二人三脚で歩める制作会社やパートナーを見つけることが重要です。

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ホームページに革命を起こしませんか?