不動産会社がホームページ集客する方法とは?反響獲得ノウハウを徹底解説!

インターネットを通じて物件探しや不動産会社選びが行われることが当たり前になっている現代。

そのため不動産業界でも、Web上での集客力向上が共通の課題となっており、各社でさまざまな取り組みが行われています。

その中でも、オンライン上の自社の分身としてホームページを制作している企業は特に多いです。

しかし、「ホームページって集客に必要?」「ホームページで反響獲得ができない」と悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、これまで400社以上の不動産会社のホームページを制作してきた私がホームページの役割から集客方法・事例までご紹介します!

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是非、貴社のWeb集客にお役立てくださいませ!

目次

自社ホームページで反響を獲得するために必要なこと

ホームページでの反響を獲得していく上で、重要となる指標は沢山ありますが
まずは一番基本となる下記の考え方を覚えておきましょう。

「反響数」 = 「ユーザー数」×「反響に至る割合(%)」

この式で重要なのは、どんなにユーザー数(流入数)を集めても、反響に至る割合(コンバージョン率)が低いと、バケツの穴からお客さんが溢れていってしまう様に、大きな反響数の獲得には繋がらないということです。

ホームページのコンバージョン率が、流入獲得施策の費用対効果を握っています。
現在、自社サイトを持っていて反響の獲得に動いていこうとしている方はまずコンバージョン率を高めるための施策を優先的に行なっていくべきでしょう。

ユーザー数を増やすためには?

まずは、ユーザー数を増やす為の代表的な方法を3つ紹介します。それぞれの特徴を把握し自社に合った方法を探してみましょう。

SEO対策

自社サイトへの訪問者数を増やすには、SEOを意識したサイト構造が不可欠です。SEOとは「検索エンジン最適化」の略で、検索結果で自社サイトを上位に表示させるための手法を指します。

検索結果で上位に表示されるためには、検索エンジンから高評価を得る必要があります。SEOには多岐にわたる施策がありますが、以下のような対策を実行することが重要です。

・内部施策

検索結果で上位になるためには、サイトを検索エンジンに認識してもらう必要があります。内部施策は、検索エンジンの巡回を促すための施策です。 たとえば「サイトマップの設置」「内部リンクの設定」「タグを最適化」などがあげられます。専門的な内容なので、ホームページ制作を外注している場合は制作会社に対策できているか確認してみましょう。

・外部施策

関連性の高い外部サイトからリンクを貼ってもらう(被リンク)ことで検索エンジンからの評価を高める施策です。 有効な施策ですが、質の悪い被リンクはホームページの評価を下げる可能性もあるため、被リンクは「数」だけではなく「質」を意識しましょう。

・コンテンツ施策

検索者の需要に合わせて、ブログ記事などのコンテンツを発信して検索流入を増やす施策です。 検索者が「知りたいこと」「興味関心が高いこと」を分析し、キーワードに沿った記事や物件ページを作ることが求められます。

不動産業でコンテンツ施策を行う際の、キーワードのタイプには下記のようなものがあります。

エリアワード「県名+賃貸(マンション)」「都市名 + 賃貸」など
駅・沿線ワード「山手線 賃貸」「渋谷駅 賃貸」「代官山 賃貸マンション」など
こだわりワード「ペット可」「楽器可」「こだわり×エリア」など
学校ワード「大学名 + 賃貸」「大学名 + マンション」など
周辺 / 地域環境ワード「港区 保育園」「子育てしやすい 東京」など
ハウツーワード「賃貸物件 探し方」「賃貸マンション契約 流れ」など

ニーズごとにキーワードを洗い出し、上手くサイトの構造に落とし込んでいきましょう。

SEO対策は、更新頻度を担保しつつ最新の情報を発信し続ける必要があり、成果が出るまで時間がかかります。
しかし、一度制作したコンテンツが半永久的にサイトにユーザーを集めてくれる可能性も秘めています。
また具体的な施策を解説した記事も執筆するので、楽しみにしておいてくださいね。

リスティング広告

リスティング広告は、ホームページへの集客効果を強化する手段の一つとして有効です。リスティング広告とは、Googleなどでユーザーが検索を行った際に、検索結果に関連した広告が表示される仕組みを指します。

SEO対策では、ホームページやコンテンツが検索結果の上位に表示されるまでに、時間がかかることが一般的です。

一方で、リスティング広告は、関連する検索を行ったユーザーに対して、SEOで1位に表示されるページよりもさらに上位に広告が表示されるのが特徴です。

そのため、リスティング広告はSEO対策と比べて、短期間で成果が現れやすく、即効性のある集客手段と言えます。

SNS運用

近年、多くの企業がSNSを活用して自社の情報を発信するようになっています。ユーザーがSNS上で情報を集めることが増えているため、自社のSNSアカウントを運用することは、ホームページへの集客に効果的な方法の一つです。

SNSからのアクセスを増やすためには、投稿内容やプロフィールにホームページのURLを明記しましょう。

自社のSNSアカウントでは、不動産関連情報や自社に関するコンテンツを定期的に発信し、自社の認知度向上や信頼性の強化を目指して運用することが重要です。

SNS運用は、自社の認知拡大やファンの獲得につながる可能性がある一方で、誤った対応により信頼を失うリスクもあります。

SNSで発信する際には、明確な戦略を持ち、方向性をしっかりと決めておくと良いでしょう。また、自社のSNSアカウントに広告を掲載する方法も有効です。

「SNSの継続的な運用が難しいが、SNS経由での集客を図りたい」という場合は、SNS広告の利用を検討するのも一つの手といえるでしょう。

反響に至る割合が高いサイトを作るには?

自社サイトで反響を獲得していく上で、最も重要になるコンバージョン率を向上させる方法をご紹介します。自社のサイトで対応できているかチェックしてみてくださいね。

ターゲット、目的を明確化する

まず、サイトのターゲットユーザーとその目的を明確にすることが大切です。

ターゲットが誰であり、どのような情報を求めているのかを理解し、それに応じたコンテンツを提供することが、コンバージョン率向上の鍵となります。

例えば、不動産サイトであれば、物件を探しているユーザーに対して、エリア別の物件紹介やお得なキャンペーン情報をわかりやすく提示することで、ユーザーの関心を引き、反響を得やすくなります。

また、サイトの目的がお問い合わせや資料請求である場合、その導線を明確に設計し、ユーザーが迷うことなく行動に移せるような工夫が求められます。

デザインによる差別化を図る

次に、サイトのデザインを工夫し、他社と差別化を図ることが重要です。

視覚的に魅力的なデザインは、ユーザーの信頼感を高め、サイト滞在時間を延ばす効果があります。デザインには、視覚的な美しさだけでなく、ユーザビリティも含まれます。例えば、ナビゲーションが分かりやすく、必要な情報に簡単にアクセスできるサイトは、ユーザーにとって使いやすく、結果として反響に繋がりやすくなります。

また、ブランドカラーやロゴを効果的に使用することで、サイト全体に統一感を持たせ、ブランドの記憶に残りやすくすることも重要です。他社にはない独自のデザイン要素を取り入れることで、ユーザーの記憶に残り、再訪を促すことができます。

私たちが運営している不動産ホームページ制作サービス「PENGUIN2」で作成された事例も是非ご覧くださいませ!

閲覧ニーズの高いコンテンツを作り込む

私たちがよく受ける質問に、「どのようなコンテンツを作れば良いですか?」というものがあります。

実際のユーザーアンケートを基にホームページに掲載するコンテンツを考えてみましょう。

ユーザーが不動産仲介会社を選ぶ際、特に重視する情報は、料金(仲介手数料など)や口コミの多さと質、頻繁に更新される情報であることが調査結果から分かります。

また、物件の写真やスタッフの情報、店舗の雰囲気といったビジュアル要素も重要視されています。これらのニーズに応えるためには、サイト上で提供するコンテンツの充実やデザイン面でのブランディングが不可欠です。

まず、料金体系や仲介手数料に関する情報は、ユーザーが比較検討する上で最も重要な要素です。詳細かつ透明性のある情報を掲載することで、信頼感を高められるでしょう。

また、口コミやレビューを積極的に掲載し、その質を高めるための施策も重要です。店頭やGoogle Mapなどでユーザーからの口コミを集め、定期的にサイト上の内容を更新することで、信頼性を維持し、集客効果を向上させることができます。

さらに、物件の写真や動画を豊富に掲載し、見やすいレイアウトにすることで、ユーザーが実際に物件を訪れる前に視覚的なイメージをつかみやすくなります。

スタッフの紹介や店舗の雰囲気を伝えるコンテンツも、信頼関係を構築する上で効果的です。これにより、ユーザーが物件を見に行く前に、会社やスタッフに対する安心感を持つことができるため、最終的なコンバージョン率の向上につながります。

注目コンテンツの打ち出し

会社でやっているサービスやキャンペーンは全てホームページに掲載しましょう。

キャンペーン情報 / 女性スタッフ対応 / 送迎可能 / オンライン対応 / クレジットカード決済可能

などなど、全てです。
ホームページ上で情報収集をしているユーザーへ、情報を伝えるためには掲載をしなければいけません。

本当はやっている(対応出来る)ことを掲載していなかったが為に、機会損失に繋がってしまうと非常に勿体無いですよね。
徹底して、全ての情報を掲載している企業は少ないです。だからこそ差別化のチャンス!
是非、ホームページに全ての情報を掲載してみましょう。

分析と改善を繰り返す

ホームページ集客に成功している不動産会社は、どの会社も自社サイトを細かく分析しています。

実際にホームページで集客するためには、サイト自体の「課題の抽出」→「改善案」→「対策」→「検証」の継続が不可欠になるのです。

もしこうしたサイト分析の知見がない場合は、マーケティングの専門家やコンサルタントなどの知見を借りても良いでしょう。

数多くの、成功している不動産会社をコンサルティングしている南様に執筆頂いた「ホームページ集客に成功している仲介会社の共通点」に関する記事も是非ご覧くださいませ。

ホームページで本当に集客できるのか?

不動産仲介会社の場合、ポータルサイトを利用して反響獲得するケースが一般的です。 そのため、ホームページに費用をかけてわざわざ立ち上げる必要があるの?と考える方も多いのではないでしょうか。
また、すでにホームページを持っている方にも、何のために作成したのか分からなくなってしまっている方も多いと思います。

しかし、不動産会社のホームページにはさまざまな役割があり、認知を獲得してから契約に至るまでのプロセスの中で非常に重要な役割を果たします。
それでは、不動産業のホームページの役割について確認していきましょう。

来店に至るまでの顧客の動きを見える化してみた

現代では、インターネットやSNSを利用する人が急速に増え、消費者の購買行動はより複雑に変化しています。
顧客がどのように考え行動するのかを把握しておくことは、自社のマーケティング活動を行なっていく上で非常に重要です。

下記の図は、顧客が来店に至るまでのプロセスを可視化したものです。

  • ポータルサイトでお問い合わせする場合の流れ
  • ホームページでお問い合わせする場合の流れ

この「見える化」によって顧客との接点がハッキリし、適切な手段・タイミングで反響の獲得に向けた情報の伝達やコミュニケーションが可能になります。

本記事では、この図を元にどのようにホームページが集客に関わってくるかを解説していきますので、しっかり確認しておいてくださいね!

小規模な企業でもブランディング次第で集客が可能

不動産仲介会社の選び方に関するエキテン総研の調査結果によれば、多くの人が賃貸や売買の際に企業の規模にこだわらないことがわかりました。

実際、「不動産の賃貸や売買でどのような不動産仲介会社を利用しますか?」という質問に対して、回答者の50.2%が「こだわりはない」と答えています。

注目すべきは、大手と地元の小規模な不動産仲介会社の利用率がほぼ同等である点です。大手の利用率が25.1%、小規模な仲介会社が19.4%と、ほぼ互角の結果となりました。

引用 : エキテン総研【不動産仲介会社に関するユーザーアンケート】

この結果は、不動産仲介会社の選択において、知名度やブランド力がそれほど大きな影響を持たないことを示唆しています。一般的にはブランド力が消費者の購買行動に大きな影響を与えるものですが、不動産業界では必ずしもそうではないようです。

このデータからわかるように、地元密着型の企業でも、その地域に密着したコンテンツやサービスを強調することで顧客からの信頼を得やすく、大手と対等に渡り合うことが可能になるでしょう。

ホームページ上でブランディングを図る際の「コンテンツ」「デザイン」などに関しては後ほど解説いたしますね!

自社ホームページの役割

では、実際にホームページの役割をデータと共に読み解いていきましょう。
私が考える不動産業における自社、店舗ホームページの役割は大きく2つあります。

見込み顧客と接点を作る場になる

ホームページを作成することで、不動産会社探しをしている顧客との接点を作ることが出来ます。
まずは、下のグラフをご覧ください。

引用 : エキテン総研【不動産仲介会社に関するユーザーアンケート】

「ポータルサイトに表示されている情報」に加えて、多くのユーザーが「検索エンジンでの検索」で不動産仲介会社の情報を調べていることが分かります。
検索エンジンとは、GoogleやYahoo!などの検索するシステムのことです。

つまり、「エリア名+不動産」などのキーワードで検索された時に自社のサイトが上位に表示されていれば、見込み顧客から認知を獲得することができるようになります。

このように、これまで接点を持つことが出来なかった顧客と繋がることができ、反響獲得までの道のりを作れるようになることがホームページの役割の1つです。

企業の信頼性や安心感を高めることができる

ホームページの役割の2つ目は、企業の信頼性や安心感を高めることができるというものです。
業種を問わずに、この感覚を持っている方は多いので何となく理解できるのでは無いでしょうか?
改めて、データと共に「なぜホームページが信頼性向上に繋がるのか」を確認していきましょう。

引用 : エキテン総研【不動産仲介会社に関するユーザーアンケート】

読み解いていくために、まずは顧客がどのようにして自社ホームページを訪れるのかを確認していきます。
前提として現代では、オンライン上での情報や印象を元に利用する不動産会社を決定します。

不動産の賃貸や売買を検討する際、約7割のユーザーはまず最初にポータルサイトから気になる物件を探し、問い合わせた後もしくはその前に、その物件を取り扱う不動産仲介会社の事を認知し情報の収集を開始します。

ただ、ポータルサイト上では知りたい情報を満足に得ることができません。

その為「どのように不動産仲介会社の情報を調べたか」のデータの通り、約7割がホームページや検索エンジンでの検索・情報収集を再開するのです。

会社名で検索された際に、ホームページがない企業は自社の存在や提供できる価値を知ってもらうことができません。

“SNSがあるから大丈夫でしょ?”と思われた方もいるかもしれませんが、
SNSでは、知りたい情報を探すために過去の投稿を遡り探す手間があります。
せっかく興味を持ってくれている見込み顧客が、離脱してしまう可能性が大いにあるということです。

重要なライフイベントを任せ、大きなお金を支払うことになる、不動産業では特に信頼性や安心感の獲得が求められるので、SNSやポータルサイトでの情報発信では不十分なのです。

逆に、必要な情報がすぐ見つけられるホームページがある というだけでずっと分かりやすく、信頼感があり、反響獲得までの可能性がグンと上がります。
オンライン上で最も効率よく自社の情報発信やブランディングの向上を図ることが出来るツールこそがホームページ。
ネット上の店舗として、お客様を丁寧に「接客」し信頼性や安心感の獲得を進めていきましょう。

ホームページで経営効率、利益が向上?

ポータルサイトを利用するユーザーが急激に増えることは無く、 それでも同じエリアに競合企業は増えていき、反響数や来店数は減っていく。
ポータルサイトの広告費を上げる以外、集客力を高める方法がないとお悩みの方も多いのではないでしょうか?

そのお悩み、ホームページで解決できるかも知れません。
自社ホームページから反響を獲得できるメリットを、不動産会社向けコンサルタントの南様に解説して頂いた記事もございます。詳しくはこちらからどうぞ。

実際に私が支援している企業様では、費用分配をポータルサイト<ホームページにして、店舗数を2店舗から11店舗まで成長させた方もいらっしゃいます。

ホームページでポータル依存を脱却した企業様の事例も掲載しているので、是非ご確認ください!

その他の集客成功事例も掲載中です!

まとめ

いかがでしたか?少しでもホームページからの集客に関してお悩みは解決できましたでしょうか?

「もっと不動産のホームページについてより詳しく話を聞きたい!」
「まだまだ分からないことだらけで、相談する相手を探している」

などございましたら、弊社株式会社メイクスビューまでお問い合わせくださいませ!お役に立てるよう、誠心誠意ご対応させて頂きます。

また、私たちが運営している不動産ホームページ制作サービス「PENGUIN2」は、圧倒的なデザイン力と納品後無料修正サービスが好評で、400社以上の導入実績を誇ります。
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『PENGUIN2』は、不動産会社専用に開発された納品後の修正・追加などブラッシュアップし放題のオリジナルデザインホームページ制作サービスです。各種コンバーターシステムとの物件連動も可能です。

1500以上の不動産ホームページ制作を手がけた確かな実績で、御社の集客・ブランディングをお手伝いさせて頂きます。

この記事を書いた人

PENGUIN2を運営する株式会社メイクスビューは2015年設立のホームページ制作会社です。

1.従業員数は31名で、Web制作・印刷物制作など内製で完結できる体制を作っています。
2.累計1500サイト以上の制作実績があり、スムーズにプロジェクトの進行が可能です。
3.400社以上の不動産会社支援実績から蓄えられたノウハウに基づいて提案します。
4.宅建士が在籍。HPに関する法的規制の確認や助言も行なっています。
5.クオリティはもちろん、利便性の高い合理的なデザインを目指します。
6.目に見えない裏側の設計までこだわって制作を行なっています。
7.物件連動型HP制作サービスなど不動産業に特化したサービス提供を行なっています。

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