不動産業界におけるホームページは、単なる情報提供の場ではなく、企業のブランディングや集客、そして信頼構築の重要なツールです。自社のサイトデザインが「古い」と感じられる場合でも、それは必ずしも悪いというわけではありません。
重要なのは、ユーザー目線に立った設計と、企業の目的に即したデザインがなされているかどうかです。
本記事では、これまで数多くの不動産ホームページを手掛けてきたデザイナーである私が、最新の不動産ホームページデザインのトレンドやポイント、そして具体的な制作工程や事例について解説していきます。
不動産業のホームページデザインの現状と課題
不動産ホームページの現状はどうなっているのか
現在、多くの不動産会社が運営するホームページデザインは、デザイナー目線で見ると「古い印象」を持つ場合がほとんどです。しかし、デザインが古いと必ずしも悪いというわけではありません。ユーザー目線での使いやすさや情報の整理、操作のしやすさがしっかりと実現されていれば、たとえ古いレイアウトや配色であっても、ユーザーにとっての利便性は十分に確保されます。
一方で、多くの不動産会社のホームページは、企業の強みや個性が十分に表現されていないケースが目立ちます。これにより、競合他社との差別化が図れず、ユーザーがサイトに訪れた際に「他社と同じような印象」を抱いてしまうという課題が生じています。
「ユーザー目線」の欠如
不動産ホームページのデザインは、ユーザーが直感的に情報を得られることが最も重要です。ユーザーはサイトにアクセスした瞬間、求めている情報や目的の行動に、どのような操作でたどり着けるかを瞬時に判断します。したがって、「見やすさ」や「使いやすさ」、「検索のしやすさ」はデザインにおける基本的な要素となります。
ですが、不動産会社のホームページでは、他の業種と比べても、とりあえず情報を詰め込んだ「ユーザー目線」で考えられていないデザインが多い印象を持っています。
さらに、ホームページは企業の集客、認知、そしてブランディング(権威性)を実現するための仕掛けとしての役割も担っており、そのための明確な目的を持って設計される必要があります。
デザインが「悪い」とはどういうことか?
ユーザー目線の欠如が招く「悪い」デザインの問題
不動産に限らず、どの業種においても「悪いデザイン」とは、ユーザー目線に立っていないサイトのことを指します。例えば、企業の伝えたい情報や強みが前面に出され、ユーザーの使いやすさや直感的な操作性が二の次になっているサイトは、訪問者にとってストレスを感じさせる可能性があります。
また、情報が過剰に詰め込まれていたり、視線誘導やレイアウトが不明瞭であったりすると、ユーザーは必要な情報にたどり着く前にサイトを離れてしまう恐れがあります。したがって、デザインは単に「おしゃれ」であればよいのではなく、目的に応じた仕掛けが施され、ユーザーがストレスなく目的を達成できる構造になっていることが肝要です。
自社サイトは「悪い」デザインになっていないか
自社サイトが「悪い」デザインかを見極めるには、ユーザー目線で一度サイトを体験してみましょう。
ファーストビューで事業内容が伝わらない、情報を詰め込みすぎて読みづらい、メニューが分かりにくい、スマホ対応が不十分、次に取るべき行動が曖昧などの問題がある場合は、ユーザーが離脱しやすく問い合わせにもつながりにくい可能性があります。
こうした課題を解消するためには、検索機能やCTAボタンを見やすい位置に配置し、情報を整理・箇条書き化する、レスポンシブデザインを徹底するなど、ユーザーがストレスなく目的を達成できる仕組みづくりが重要です。結果として、サイト全体の利便性が向上し、問い合わせや成約率の向上にもつながります。
古いデザインがもたらす印象とその原因
サイト構成の問題
古い印象を与える理由の一つは、サイト構成そのものにあります。昔は「会社が伝えたいこと」を中心に構成されたサイトが多く見られましたが、現代では「ユーザー視点」に立ったサイト構成が主流となっています。たとえば、情報の階層が整理されておらず、ユーザーがどこに何があるのか把握しづらい構造は、訪問者にとって大きなストレスとなります。また、デザインの4原則(コントラスト、反復、整列、近接)が守られていない場合、情報の整理が不十分になり、全体の見た目が雑然としてしまいます。
トレンドの遅れ
デザインの「古さ」は、単にレイアウトや配色の問題だけでなく、余白の使い方やフォント選び、配色パターンなどのトレンドの変化が反映されていないことにも起因します。最新のデザインでは、シンプルさと余白の効果的な利用が強調される傾向にあります。これにより、情報がスッキリと整理され、ユーザーが直感的にコンテンツを理解できるようになります。
ブランドイメージの損失
例えば、長年地場で営業している不動産会社であれば、その経験と実績は大きな強みとして捉えられるはずです。しかし、サイトデザインが古いと、ユーザーには「古い、時代遅れの会社」という印象を与えかねません。結果として、企業の強みが正しく伝わらず、ブランドイメージの低下につながる可能性があります。ある程度最新のデザインを取り入れることで、信頼性や企業のブランド価値を維持することが可能になるでしょう。
おしゃれで見やすいデザインの価値
デザインを制作するにおいて意識しておくべきこと
不動産ホームページにおけるデザインは、以下の三つの目的を意識して作られるべきです。
- 集客
ユーザーをサイトに誘導し、必要な情報へと導くための導線設計が重要です。例えば、明確なCTA(Call To Action)ボタンや、分かりやすいメニュー配置がその役割を担います。 - 認知
企業のブランドイメージや強みを伝えるためのデザインが必要です。ブランドカラーやロゴ、企業の理念などを効果的に配置し、訪問者に印象付けることが求められます。 - ブランディング(権威性)
信頼性を高めるために、サイト全体のデザインやコンテンツの質を向上させる必要があります。過去の実績や顧客の声、業界内での評価などを盛り込み、企業としての権威性をアピールします。
おしゃれさと使いやすさの両立
どんなに洗練されたデザインでも、目的である集客・認知・ブランディングが達成されなければ意味がありません。おしゃれなデザインでありながらも、ユーザーが必要な情報に迅速にアクセスできるように、視認性や操作性を犠牲にしないデザインの両立が求められます。そのためには、デザイントレンドだけでなく、ユーザーの実際の行動パターンやニーズをしっかりと分析する必要があります。
新しい技術の導入とその効果
アニメーションや動画、3D技術の活用
近年、アニメーションの使用や動画や3Dビューなどの新しい技術が利用されつつあります。これらの技術は、ユーザーの目線を集め効果的な訴求を実現したり、物件探しの体験を向上させる効果があります。例えば、物件の内部を動画で紹介することで、実際に訪れる前にその魅力を十分に伝えることが可能になります。また、3Dビューは物件の間取りや空間の広がりを直感的に理解させ、購入意欲を高める効果があります。
技術導入の際の注意点
しかし、新しい技術を導入する際は、技術そのものに固執するのではなく、その技術でどのようにユーザーの体験価値を向上させるかを常に意識することが大切です。技術はあくまで手段であり、最終的な目的はユーザーにとって使いやすく、魅力的な体験を提供することにあります。サイト内で使用するアニメーション(JavaScriptなどでHTML要素を動かす手法)を活用する場合は、以下の点を考慮する必要があります。
- 目的の明確化
アニメーションを導入する目的が、ユーザーの視線誘導や重要なコンテンツの強調、あるいはブランドイメージの向上など、どの効果を狙うのかを明確にします。たとえば、重要な情報を目立たせるためのフェードインやスライド効果など、ユーザーの行動を促す設計を心がけることが大切です。 - 配置の工夫
アニメーションは、ファーストビューや注目すべきエリアで使用することで、ユーザーの注目を集める効果があります。たとえば、ページ読み込み時に重要なCTAボタンが滑らかに現れる、またはスクロールに合わせてコンテンツがフェードインするなど、ユーザーが自然にサイト内を進むように誘導することが効果的です。 - 悪い例:過剰なアニメーションの使用
一方で、アニメーションを過度に多用すると、ユーザーがコンテンツをすぐに閲覧できなくなる場合があります。例えば、読み物に多用してしまい、ユーザーの注意を散漫にしてしまうと、サイトの使い勝手が悪化し、逆にユーザーの妨げになってしまいます。最適なバランスを保ち、ユーザーの体験を向上させるための適切な利用が求められます。
ターゲット別デザインのポイント
不動産ホームページは、ターゲットによってデザインのアプローチが少し変わります。ここでは、例として3つのおおまかなターゲット層ごとに効果的なデザインのポイントを解説します。
学生向けデザイン
- 視覚的アプローチの重視
学生層はSNSに慣れているため、画像中心のデザインが効果的です。視覚的な要素を強調し、直感的に情報を取得できるようにすることが求められます。 - 若々しさと親しみやすさ
若いモデルの起用や、ポップなカラーリングを取り入れることで、学生層の心に響くデザインが実現できます。
女性向けデザイン
- 感情的な共感の重視
女性は機能面よりも、感情的な共感やライフスタイルの提案を重視する傾向があります。パステルカラーや柔らかい色合いを用いることで、安心感や温かみを演出できます。 - イメージの訴求
商品や物件を使った場合のライフスタイルがイメージしやすいビジュアルを配置し、実際に自分がその生活を送る姿を思い描けるようなデザインにすることが効果的です。
男性向けデザイン
- 論理的・機能的な情報提供
男性は、論理的な情報と具体的なメリット提示を好む傾向があります。文字情報が充実しつつ、読みやすいレイアウトや明確なキャッチコピーがあることで、信頼感や納得感を与えることが可能です。 - 効率的な情報整理
情報を整理し、ユーザーが必要な情報に迅速にアクセスできるようにするための工夫が必要です。メリットや特徴を箇条書きにするなど、視認性を高めるデザインが求められます。
サイト制作依頼時の工程と注意点
不動産ホームページの制作は、単にビジュアルを整えるだけでなく、各工程においてしっかりと目的を見据えたチェックが必要です。
制作会社とのヒアリング
- 目的の明確化
まずは「サイトを通じて何を達成したいのか」を制作会社にしっかり伝えましょう。
例:集客を最優先にしたいのか、ブランディングを強化したいのか、それとも物件の認知度アップを目指すのか。
目的が曖昧なままだと、デザインや機能の方向性がブレてしまい、完成後の効果が半減してしまいます。 - ターゲットの明示
「学生向け」「ファミリー層向け」「投資家向け」など、想定しているユーザー層を具体的に伝えることで、制作会社はより的確なデザイン・コンテンツを提案しやすくなります。
例:学生向けならポップで直感的なデザイン、サラリーマン層なら落ち着いた色使いで情報量を重視、など。
ワイヤーフレーム段階でのチェックポイント
- サイト構造の確認
制作会社からワイヤーフレーム(サイトの骨組み)を提示されたら、情報の配置や導線が分かりやすいかを確認しましょう。自社の強みや物件検索機能がきちんと目立つ位置に配置されているかが重要です。 - ユーザーの動線を意識
ターゲットユーザーがどのようにサイトを利用し、どの情報にたどり着きたいかをイメージしながら、動線に不自然な箇所がないかチェックします。たとえば「物件を探す」ボタンが隅に追いやられていないか、問い合わせフォームへの流れがスムーズか、などを確認してください。
デザインラフ作成時の注意点
- 完成イメージのすり合わせ
デザインラフ(色やレイアウトがある程度固まった段階)の提案を受けたら、完成後のイメージが自社の要望やブランドイメージと合致しているかを制作会社と丁寧にすり合わせます。疑問点や要望は早めに伝えることで、後戻りを防ぎましょう。 - 不要な装飾の排除
サイトの目的やターゲットにそぐわないアニメーションや過剰な装飾は、ユーザー体験を損ねる原因となります。必要以上に派手な演出を入れると、ページの読み込みが遅くなったり、ユーザーが情報を見つけにくくなったりすることも。シンプルかつ効果的な演出を求め、制作会社に調整を依頼しましょう。
これらの工程をしっかりと把握し、各段階でのチェックを怠らないことが、ホームページ制作の成功につながります。制作会社と二人三脚で進めることで、目的に合ったデザインと機能を兼ね備えたサイトを完成させることができるでしょう。
オリジナルデザインの必要性とその効果
テンプレートとオリジナルデザインの違い
テンプレートを利用してのサイト構築は、効率的でコストパフォーマンスが高いというメリットがあります。しかし、企業の個性や独自性を表現するためには、オリジナルデザインが圧倒的に効果的です。
企業が持つ独自のストーリーや強み、そして顧客に伝えたいメッセージを、他社との差別化要素として打ち出すためには、カスタマイズされたデザインが必要不可欠となります。
今後の不動産選びの変化
これからの時代、物件そのものの魅力だけでなく、不動産会社自体の魅力が問われる時代が訪れます。
ホームページを訪れるユーザーは「物件探し」から「会社探し」へとシフトしており、企業のブランドイメージや信頼性、そして個性が、成約の大きな要因となっています。オリジナルデザインは、そうした企業の独自性を最大限に引き出す手段として、今後ますます重要性を増していくでしょう。
プロが選ぶ!不動産ホームページデザインおすすめ参考事例15選
弊社・株式会社メイクスビューでは不動産ホームページ制作サービス”PENGUIN2″を始め、これまで400社以上の不動産会社様のホームページ制作に関わってまいりました。
この章では、私たちが制作したホームページ事例の一部をご紹介します。
私たちの制作した完全オリジナルデザインのホームページが約400件掲載されたページもございます!是非ご覧くださいませ!

【事例1】ルームピア様

首都圏直営9店舗、サテライト店舗19店舗を運営するルームピア様の賃貸サイトです。
タレントを起用しブランティングを図っている点も特徴的ですが、それだけではありません。
店舗で行っているサービスを全てホームページに掲載することで、幅広い層からのアクセスや集客を実現しています。
ページやコンテンツが多くても、使いやすく見やすいデザインである点にも注目です!
学生向けサイトを立ち上げ 活用していたり、エージェント(営業)にフォーカスしたページを作成するなど競合他社には真似できないオリジナルコンテンツでブランディングと集客を実現しています。
【事例2】ホームトレードセンター様

飯田グループホールディングス唯一の不動産販売専門会社として、38店舗(2024年3月時点)を運営されているホームトレードセンター様の企業サイトです。
信頼や誠実さを象徴する青色をメインカラーに設定し、ユーザーが求めている情報にすぐに辿り着けるよう、見やすく使いやすいデザインとなっています。
物件の購入や買取に関するコンテンツの充実度を高め、サイトを訪れたユーザーの不安感を払拭し、信頼の獲得を実現しています。
画像やデザインを活用して、不動産の売買に関する情報を分かりやすく説明している点が非常に良いですよね!
【事例3】LAKIA不動産難波本店様

引用 : https://www.lakia-namba.com/
大阪府で11店舗を運営している株式会社LAKIA COMPANY様による難波本店の店舗ホームページです。
物件や引越しに関するコンテンツの量と質、店舗の雰囲気を伝えるコンテンツの量、見やすく分かりやすいデザイン などなど上げ出すとキリがない注目ポイントの多さですね、、、!
その中でも、不動産のホームページで非常に重要なコンテンツである第三者評価(お客さまの声、レビューなど)に注目しましょう!
コツコツと、レビューを集めてホームページに掲載をし続けることは簡単に見えて、やり続けれる企業様は非常に少ないです。
そういった地道な努力と改善が、他社に真似できない独自のホームページを生み出し、差別化や集客を実現しているのですね。
【事例4】リアルフェイス様

神奈川県内で8つの拠点を持つ株式会社リアルフェイス様の企業サイトです。
企業の強みやサービスに関して説明するページがあることで、ユーザーへ「なぜここで購入するべきなのか」をしっかりと案内出来ている点が非常に良いです。
また、現地販売会を行なっている物件や、VRが用意されている物件の特集ページを作成しユーザーにとって価値のあるサイトを作り上げています。
直感的で分かりやすい地図検索を取り入れている点などからも、ユーザーのことを第一に考えた素敵なサイトであることが分かります!
【事例5】リブリッチ錦糸町駅前店

引用 : https://kinshicho.live-rich.co.jp/
関東圏内で5店舗を運営している株式会社リブリッチ様による錦糸町駅前店の店舗ホームページです。
落ち着いた印象を与えるブラウンのメインカラーのサイトとなっています。
サイトに訪れて最初に閲覧する箇所に、物件探しコンテンツを設置しており、最短距離で物件探しが開始できるようになっている点が特徴的です。
さらにスタッフブログを含め、エリア情報や店舗に関する情報を積極的に発信しており、信頼される店舗のホームページとして非常に良いコンテンツが盛り沢山です。
【事例6】TENANT MANIA様

引用 : https://tenant-mania.com/
大阪府下で4店舗を運営している株式会社RinoLife様の事業用賃貸物件検索サイト「TENANT MANIA」です。
事業用賃貸物件探しが持つ”難しそう”というイメージを払拭するようなオシャレで最新のデザインが特徴的ですよね!
サイトを訪れるユーザーを想定し、必要以上に情報を詰め込まず、いち早く物件探しが開始出来るような設計となっています。
シンプルな内容だからこそ、細部までこだわったデザインで差別化・ブランディングを図り、
ユーザーの負担を極限まで取り除く設計を意識することが重要なのですね。
【事例7】スモッティー 三宮店様

引用 : https://sumo-t-sannomiya.com/
兵庫県下で7店舗を運営している株式会社abir様によるスモッティー 三宮店の店舗ホームページです。
サイトのトップページ最上部に店舗のイメージ映像を設置していたり、エリア情報やスタッフブログをマメに投稿されている点に注目して頂きたいです!
店舗やスタッフの雰囲気をホームページで120%再現することで、ユーザーに安心感・信頼感を与え来店へのハードルを大幅に下げています。
「お客様に喜んでいただく事こそが当社の考え基本姿勢である」というabir様の経営理念が、店舗のホームページにまで反映されていて他社には真似出来ないブランディングを実現しています。
【事例8】ホームメイトFC森ノ宮店

引用 : https://ap-f.jp/
大阪府の中央区、森ノ宮に店舗を構えるホームメイトFC森ノ宮店様の店舗ホームページです。
男性だけでなく、女性や学生様まで歓迎されているような気持ちになるピンクのサイトカラーが特徴的ですね!
サイト全体を通して、丸っぽいデザインで統一されていたり、可愛いイラストが散りばめられている点も素敵です。
弊社サービス「PENGUIN2」を導入した背景や、成果をインタビューした記事もございます。ぜひご覧ください!

【事例9】株式会社ラックハウジング様

引用 : https://www.luckhousing.info/
大阪府下に5店舗展開している株式会社ラックハウジング様の企業サイトです。
展開しているサービスの説明や、企業に関する情報、そして採用情報まで非常に分かりやすく作成されています。
ユーザーを迷わせず、企業としての信頼感を与えるデザインと独自のコンテンツが盛り沢山で
「これぞ、不動産会社の企業サイトのお手本!」と言いたくなります。
各店舗のホームページ、売買事業サイトも非常に素敵ですので是非ご覧くださいませ!
【事例10】レイワ不動産今里店様

引用 : https://reiwa-imazato.jp/
大阪府下で3店舗展開している株式会社レイワ不動産様によるレイワ不動産今里店の店舗ホームページです。
使い勝手と見栄えがよく、希望の物件探しを手間取らせない物件検索関連コンテンツが非常に素晴らしいですね!
また、店舗の雰囲気を再現するコンテンツやお役立ちコンテンツなど盛り沢山の内容で、ユーザーの満足度を高めています。
情報量の多さを感じさせない、綺麗め・シンプルで見やすいデザインとなっている点も見どころです!
私たちが運営している「PENGUIN2」を利用して、反響数が約10倍になったというレイワ不動産様の導入事例もございます!是非参考にしてみてくださいね!

【事例11】福山賃貸ナビ様

引用 : https://www.chubus-re.co.jp/
福山市内を中心に3店舗展開している中国バス不動産株式会社様によるポータルサイト「福山賃貸ナビ」です。
福山市のお部屋探しに特化し、最初に閲覧する画面からお部屋探しを開始出来る点が特徴的ですね!
引越しに関するページだけでなく、スタッフや運営会社の情報まできちんと作成し、安心感と信頼感を獲得しています。
各スタッフのページに担当したお客さまからの声を掲載していて、ユーザーがより具体的なイメージを持てるよう工夫されています。
ユーザー(お客さま)目線で作成された素晴らしいホームページです!
【事例12】分譲賃貸大阪Classical様

引用 : https://bunjyo-chintai.com/
大阪府下に4店舗を展開している株式会社クランホーム様による分譲賃貸マンション専門サイト「分譲賃貸大阪Classical」です。
高級感のある黒とゴールドのサイトカラーが、カッコよく特別感を演出していますね!
いわゆるオシャレなサイトは使い勝手が悪くなりがちですが、「分譲賃貸大阪Classical」ではオシャレさと使い勝手の良さを両立しています。
地図、駅、エリアごとのランキング、おすすめ など様々な方法で物件を検索できることで、ユーザーにとって便利なサイトとなり、反響の獲得を後押ししています!
【事例13】リーディングライフ様

引用 : https://leadinglife.site/
仲介・管理・リフォーム・注文住宅・分譲住宅を1社で手掛ける総合不動産会社のリーディングライフ様の企業サイトです。
サイトを訪れるユーザーの目的が何パターンも考えられますが、どのユーザーも迷わせないデザインとコンテンツ設計となっています。
また、Instagramをサイト内に埋め込み運営の手間を減らしつつ、効果的に発信を行なっています。
SNSを見て興味を持ってくれたユーザーは、ホームページを確認しにきてお問い合わせする可能性が高いので、
SNSとホームページの一貫性を保って発信を続けているのが素晴らしいです!
【事例14】ehouse枚方駅前店様

引用 : https://www.sumailink.co.jp/
株式会社スマイリンク様が大阪府枚方市で運営しているeHouse 枚方駅前店の店舗ホームページです。
穏やかさ、安らぎを印象付けるグリーンのサイトカラーと、トップページ上部にある物件検索フォームが特徴的ですね!
店舗近辺の大学生に向けた学生向け賃貸不動産特集をはじめ、様々なユーザーに対応した特集ページの活用が安心感や信頼感を与え、来店の促進に作用しています。
また、取り扱い物件に関するコラムを高頻度で投稿しており、サイトの新鮮さを保ちつつプロの視点を発信している点も非常に素晴らしいです!
【事例15】スミカエ神戸三宮店

引用 : https://sumikae-sannomiya.com/
兵庫県神戸市内で2店舗を展開している株式会社エスネクト様によるスミカエ神戸三宮店の店舗ホームページです。
ロゴやサイトに登場するキャラクターデザインも弊社で対応させて頂きました!
キャラクターを活用した、親しみやすく見やすいホームページデザインが好印象のサイトですよね!
また、いつどこの箇所を閲覧していても来店予約などのフォームへのボタンが追従していることで、スムーズな遷移を実現。
ポップなデザインの中にも、緻密なコンテンツやデザインの戦略が隠されています!
おわりに
本記事では、これまでの不動産ホームページデザインの現状、ユーザー目線の重要性、ターゲット別のデザイン戦略、新しい技術導入のポイント、そして制作工程でのチェックポイントについて詳細に解説しました。
不動産ホームページのデザインを考える際には、単に見た目の美しさだけでなく、ユーザーの使いやすさや企業の強みの明確化、そして信頼性の構築といった多角的な視点をもつことが重要です。
今後、インターネットを通じた集客やブランディングがますます重要になる不動産業界において、こうしたポイントを総合的に踏まえたデザイン戦略が求められます。デザインの「新しさ」だけに囚われるのではなく、企業が伝えたいメッセージとユーザーが求める使いやすさ、さらに最新技術の導入といった要素をバランスよく組み合わせることで、より効果的な集客やブランディング、そして最終的な成約率の向上が期待できるでしょう。
ホームページは、単なる「情報発信のツール」ではなく、ユーザーとの信頼関係を築く「コミュニケーションの場」です。デザインを通じて企業の魅力や独自性をアピールしながら、訪問者がストレスなく情報を得られる仕組みを整備することで、不動産会社としての価値を最大化していきましょう。